秋が終わり、寒さが増し霜も降り、色付いた葉が散り始めました。
地主さんの林から落ち葉をいただけることになり、落ち葉拾いです!
落ち葉を集めてビニール袋に入れます。
下草を刈ったり、折れた枝を移動したりと、林の整備も同時に行います。
集めた落ち葉は、新しく作った温床の中に敷きつめて、米糠を上からかけて発酵しやすくします。
温床は、落ち葉などを発酵させる際に発生する熱を利用して、真冬の寒い時期に夏野菜の苗を育てるのに使います。
苗を育てるのに使い終わった後は、そのまま1年くらいすると分解されて堆肥となり、畑の肥料分になります。
この流れが自然のものを資源にする有機農法の循環であり、先人の方々の知恵です。
落ち葉を集めることは、雑木林の保全から苗作り、肥料作りなどの野菜栽培へとつながっています。